
0914 | ローカルAIとプライバシー、そしてAI検索時代の見え方
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ローカル保存とプライバシーを売りにするツールが続々登場する一方、AI検索時代の「見え方」を測る取り組みも進化中。Macでのクラウドと端末の分割処理、会議メモ、画面録画から、AIモデルのコスト最適化、AI検索の可視性、デモ動画の新しいランキング形式まで、最近のプロダクトトピックをコンパクトに振り返ります。
タイムライン
- 00:00:04 オープニング
- 00:00:37 ローカルで動く個人の文脈とAI 〜 Resurf、Epilude、Perplexity、GhostWriter
- 00:08:51 困ったときの記録を端末に 〜 Kirokune
- 00:11:50 録画も手元で完結 〜 ScreenCursor
- 00:14:41 モデルの効率化とコスト最適化 〜 SWE-2
- 00:17:22 AI検索でどう見えているか 〜 Visiby と Neopress
- 00:21:30 デモを観客がランク付けする 〜 DemoTV
- 00:24:21 クロージング
関連リンク
- Resurf
- Epilude Notetaker
- Perplexity Hybrid Compute
- GhostWriter by MyHandler
- Kirokune
- ScreenCursor
- Cognition's SWE-2
- Visiby
- Neopress
- DemoTV
このエピソードは Bri によって制作されています。Bri は高度な AI 技術で、あなたが気にかけるフィードを聞くためのポッドキャストに変換します。お問い合わせは hi@bri.so まで。
Transcript
葵: こんにちは、Product Huntの每日ブリーフィング、葵です。
悠真: 悠真です。今日はね、ちょっと面白いテーマで繋がってるんだよね。「AIに渡す文脈を、どこに置くか」っていう。
葵: そうそう。個人の記録とか会議の内容とか仕事の文脈を、全部クラウドに置くんじゃなくて、端末の手元に置いておいて、必要なときだけAIに渡す。そんな流れのプロダクトが今日いくつも出てた。
悠真: しかも便利さとプライバシーって、従来はトレードオフだと思われてたじゃない。その両立を狙うやつが多いんだよね。
葵: じゃあ最初のプロダクト行きましょうか。ResurfっていうMac用のアプリ。
悠真: 個人コンテキストライブラリと自称してる。メモ、リンク、画像、PDF、アイデアを保存して、あとで探したり、MCPとCLI経由でAIに渡したりできると。
葵: メイカーのDeepさんはデザインエンジニアで、自分の作業中に保存するインスピレーションとか記事とかスクリーンショットが、あちこちのアプリに散らばって、結局二度と見返さなかった、だから自分のために作ったって。
悠真: クイックにキャプチャして、スペースとかタグとかスタックであとで整理、必要なときに検索。で、その文脈をAIに使わせる、Resurfの中でライブラリに質問するか、MCPとCLIでAIツールに引き渡すか。
葵: フルネイティブでMac、iPhone、iPad。ライブラリはローカルに置いて、オプションでプライベートなiCloud同期。Macは無料トライアル、iPhoneとiPadは無料、Macの無制限利用は買い切り。
悠真: コミュニティの反応はまちまちでね。「美しい、たくさん評価されるべき」って人もいれば、「試したけどスムーズだった、Obsidianで同じことしてたから30日後にレビューする」っていう、乗り換え組っぽいコメントもある。
葵: メニューバーに常駐させて毎日使ってる人がいて、「何かデザインするとき最初にResurfのライブラリを見る」って言ってたね。あと興味深い質問があって、「MCPアクセスを特定のスペースやコレクションに限定できる?」って。
悠真: そこはまだ答えが見えてないところだよね。文脈をAIに渡せるのはいいけど、全部渡すのか、一部だけ渡すのかっていう権限の話は、こういう文脈ライブラリ型のプロダクトだと死活問題になる。
葵: そう。個人的なものを全部入れてるライブラリだからこそ、渡す範囲を絞れるかは気になる人も多いはず。
悠真: で、次は同じ「ローカル」テーマの会議メモ側。Epilude Notetaker。
葵: これはMac上で会議を録音して、ボットを会議に参加させない。そして自社訓練モデルのEP-1で、全部Mac上でローカルに文字起こしと要約をやる。
悠真: メイカーのGustavさんはもともと肘を痛めたあと声で書くために作ったらしいんだけど、既存のAIノートテイカーは全部AnthropicとかOpenAIとかクラウドにデータを送る、そこで訓練データ化されるリスクがある、っていう課題意識から。
葵: 逆に言えば「AIノートテイカーが参加者リストにいるとみんな話し方変える」っていう指摘ももう片方のメイカーからあってね。ボットが入らないからそういう違和感もないと。
悠真: ZoomでもGoogle MeetでもTeamsでもSlackのハドルでも、あるいはテーブル越しの会話でも、Macが聞こえてるなら記録できると。
葵: 会議が終わると、きれいな文字起こしと、編集可能な要約と、担当者と期限つきのアクションアイテムが出る。しかも自動で会議の種類を判別して、スタンドアップとセールスコールとプランニングでフォーマットを変えると。
悠真: 要約の要点は全部文字起こしにリンクしてるから「本当に何が言われたか」を確認できると。で、会議ごとにMarkdownファイルとしてMacのフォルダに保存される。Obsidianで開いたり、Notionに貼ったり、PDFで書き出したり。
葵: アクションアイテムは「Mikeが金曜までにデッキを送る」っていう発言が、Mike担当・金曜期限のタスクになって文字起こしの該当箇所に戻れる。担当者や期限を勝手に捏造しない、声に出して合意されたものだけ抽出すると謳ってる。
悠真: 料金はね、1000語と10会議分のノートが無料トライアル、クレジットカード不要。で、買い切りのペイワンスオプションもあるってコメントで褒められてたんだけど、質問と懸念が一つあって。
葵: 質問は「Claude Codeをつなげて、より強力な要約をさせられる?文字起こしはフォルダに保存されるの?」で、懸念は「ペイワンスがアプリとモデルの更新を1年しか含まない、じゃあ次のmacOSが出たらまた買うの?」って。
悠真: これは実際大事な指摘だよね。ローカルAIって、OSが変わると動かなくなるリスクがあるから。あと別のコメントで「言語が切り替わる会議はどう扱う?」って質問もあったけど、これもソースの中では答えが出てない。
葵: ローカルモデルって多言語対応が難しかったりするからね、そこは未知の部分として残る。
悠真: で、ここで面白いのが、同じ会議の文脈を扱うのに、もっとハイブリッドなアプローチもあるってこと。PerplexityのHybrid Compute。
葵: これ、今日のラインナップの中でも発想が面白いと思うんだよね。PerplexityのMacアプリ「Perplexity Computer」で、1つのタスクを2つに分割する。
悠真: 研究と推論はクラウドの一番強いAIがやる。でもプライベートなファイルに触る部分は、Mac上のローカルAIが処理して、アップロードされない。
葵: 例に出てたのは、Meridianっていうモデルを修正して、類似取引をベンチマークして、リターンが基準を満たすならICデッキを更新する、みたいなタスク。類似取引の調査はクラウド、LBOの再構築と会議メモの読み込みはMac。
悠真: 端末上のPII分類器が、タスクが送信される前にMacで読んで、名前とかメールアドレスとか電話番号を検出したら、マスクするかブロックするか聞くかを選べる。送る場合は代わりのスタンドイン値に置き換えて、答えが返ってきたら復元する。
葵: しかもこのPII分類器、PerplexityのSecure Intelligence Instituteと協力して訓練したやつをオープンソース化してるらしい。
悠真: ローカルモデルは3つから選べて、ワンクリックセットアップ、OllamaとかAPIキーは不要。iPhoneからリモートでタスクを起動しても、センシティブなステップはMacで走ると。Apple siliconで24GB RAM以上が最低ライン。Pro、Max、Enterpriseでライブ。
葵: エンタープライズ向けには、デバイスから何が出ていくかの管理コントロールと監査ログもあると。これ、まさに「クラウドの力」と「ローカルのプライバシー」の間で選んでたものを、タスク単位で両方取る方向に振ったって感じだね。
悠真: で、Windows側から同じ問題に挑んでるのがGhostWriter by MyHandler。
葵: これはね、どんなテキストフィールドでも、左Ctrlをダブルタップすると、返信がもう書いてあるっていうプロダクト。
悠真: メイカーのTeryさんは40年ソフトを書いてて、1999年にPocket PCにAccessが無くて困って自作した、それが10年間Pocket PCデータベースのナンバーワンだった、135カ国、国連も使ってた、っていう経歴の持ち主。
葵: MyHandler自体はローカルファーストのWindows用AIで、画面、ファイル、メール、口述、カレンダー、会議を暗号化されたボールトに、自分のドライブ上にインデックスする。サーバーじゃなくて。
悠真: Ghostwriterの使い方は、カーソルをテキストフィールドに置いて、ホットキーをダブルタップ。ハンドラーがカーソル周りの画面をキャプチャして、スレッドとか隣の質問とか書きかけの文を読み取って、何を書こうとしてたか判断して、自分の声でドラフトをそこに置く。
葵: 返信で時間の提案が含まれる場合、カレンダーの今後2週間と照合して、ダブルブッキングしないようになってると。
悠真: で、大事なのは、送信パスがプロダクトに存在しないってこと。ドラフトを書くだけで、読んで、編集して、送るのはユーザー。OpenClawがあなたの代理で行動するのに対して、Ghostwriterは決して送らない、っていう対比を自分で打ってる。
葵: もう一つ面白いのは、文脈を送るときの扱いでね。ローカルのボールトでキャプチャと組み立てをして、組み立てられたコンテキストだけがクラウドモデルに送られる、そのクラウドモデルはゼロデータリテンションだって。
悠真: 誰が誰に聞いたかを追跡して、自分のハンドルがどれかを判断して、相手に答えるように書くっていう、「誰が誰か」を間違えない工夫も書いてたね。
葵: 300クレジット/月で無料スタート、カード不要。Windows 10と11。
悠真: コメントで「画面の何を読むの?」って質問と、「どうやって自分のことを知るの?Supermemoryみたいなのにつなぐ必要がある?」って質問があったけど、ソース内では答えが見えてない。あと「Mac版作りたい」っていうコラボの申し出もあった。
葵: でもね、文脈を画面から読むっていう発想は、Epiludeの「会議の音から読む」と、Resurfの「保存したライブラリから読む」と、Perplexityの「ファイルから読む」と、全部同じ土台にいるんだよね。
悠真: そう。「AIに渡す文脈は、自分の手元に置いておく」っていう流れが、今日4つ同時に出てる。
葵: さて、話題を切り替えると、そのローカル保存の思想を、もっと切実な用途に応用した例がある。Kirokune。
悠真: iPhone用のインシデント記録アプリ。仕事での嫌な出来事、言い方を変えれば職場の問題って、文書化しろってよく言われるんだけど、それをやる場所がこのアプリ。
葵: アカウント不要。開いたらすぐノート、録音、写真を保存できる。保存したものは、自分で共有しない限りiPhoneに残ると。
悠真: 1ケースなら記録は無制限で無料。追加ケースとPDF書き出しは有料のPlus。無料のインシデントログテンプレートとフィクションの例もサイトにあって、アプリを入れなくてもメールアドレスもなく使えると。
葵: 記録するときは、日付、時間、どこで起きたか、何が言われたか、誰がいたか、をできるだけ早く書く、ってガイドにある。相手の名前は必須じゃなくて、イニシャルとか後で自分がわかるニックネームでいいと。
悠真: イベント日と記述日を分けるとか、観察と個人的な反応を分けるという設計もしてる。あとApple Messages、Messenger、Instagramのチャットエクスポートファイルを読み込めて、チャットアカウントに接続せずに、元のテキスト全体を記録と一緒に保持すると。
葵: ここで大事な明言があってね。Kirokuneは記録を整理する手伝いはするけど、ハラスメントの判定をしない、法的・医学的助言をしない、証拠価値を保証しないって。
悠真: それと、録音の合法性は場所と状況によって異なるから、録音する前に相手に伝えることを検討して、地元のルールを確認してね、という注意もサイトに書いてある。
葵: で、承認コメントとは別に、Resurfのときみたいな機能の要望というか、生成AIが「ハラスメントっぽい」とか「法的に弱い」とか言い出す前に、記録をどう使うかっていう設計判断がすでにされてるっていう、その「しない」を明示してる点が印象的。
悠真: あ、そうそう、プレスリリース的な表現だと「皆さんが話し合いを決めたとき、自分の言葉で書かれた記録があると、説明しやすくなる」ってある。信頼できる人、HR、弁護士、支援サービスのどれでも。
葵: 緊急の危険や急な医療問題があるなら、まず地元の緊急サービスに連絡してねという注意書きもある。無料ワークシートがあるから、Androidユーザーもアプリなしでウェブのテンプレートを使えると。
悠真: 価格の詳細もFQAで書かれてて、Plusは月次、年次、買い切りのライフタイム購入があって、買う前に設定のプラン画面で現地通貨価格と更新条件を確認できると。あと「Restore Purchasesで記録が復元されるの?」への答えは「有料プランへのアクセスを確認するだけ、記録のバックアップは復元しない、現在は自動同期もクラウドバックアップもなし、アプリを消す前に必要な記録は自分でコピーを取って」って。
葵: これは正直な設計なんだけど、トレードオフでもあるよね。ローカルだけっていうのは、プライバシーは強いけど、端末をなくしたら終わりっていう。
悠真: で、そのローカル完結の思想を、録画に応用した例。ScreenCursor。
葵: これはChrome拡張の画面録画ツールでね。録画中にカーソルの動きとクリックを監視して、クリック、ドラッグ、キーストロークごとに自動でズームを配置する。
悠真: 停止したときには、ズームがもう配置済みの完成した動画が手に入る。プロジェクトではなく。MP4で最大1080p、Downloadフォルダに直接。
葵: メイカーのPhoenixさんはね、Screen StudioがMac限定で、自分はWindowsユーザーだった、いいプロダクトデモは全部Screen Studioで作られてたから、自分用に作ったって。
悠真: Screen StudioはMac限定で約108ドル/年。ScreenCursorは49ドルの買い切りで、Chromeが動くところならどこでも、Windows、Mac、Linux。Product Hunt用にコードPRODUCTHUNTで50%オフ、24.50ドルで7日間。
葵: で、ここが大事なポイントなんだけど、録画、編集、書き出し、全部ブラウザ内で完結して、動画はコンピュータから出ていかない。アカウントも、サーバーも、ウォーターマークもなし。
悠真: コメントでもね、「クライアントの録画がLoomのサーバーに置かれるのが嫌でLoomをやめた、この『何も出ていかない』の部分が決め手」っていう人がいる。
葵: ズームは全部後から編集可能。リタイム、深さの調整、スナップとスムーズの切り替え、削除、独自に追加も。ドラッグするとカメラが再構築されて、見てるものがそのまま書き出されると。
悠真: 背景の壁紙、フレーム、余白も設定できて、録画を壁紙やグラデーションや自分の画像の上に置ける。角を丸めたり、実際のページタイトル入りのブラウザフレームを付けたり、アスペクト比も選べると。
葵: あとデッドエアをカットするタイミング編集もある。クリップを分割して、誰も見たくない部分を削除、単調な部分をスピードアップ。ズームがカットに合わせて動くから、映像とズレないと。
悠真: 1つのライセンスで最大3台の自分のコンピュータ。Polarrが販売者で、返金はPolarrのポリシーに従うと。
葵: ただ、課題もコメントで出ててね。Charlieさんへの返信で「ブラウザ外ではズームエフェクトがまだ完璧に動かない」って書いてて、カスタムフォーカスポイントのアップデートのETAを聞かれても、ソースの中では答えが見えてない。
悠真: それと「Chrome拡張だから他のウィンドウやデスクトップ全体もキャプチャできるの、それともブラウザタブの中だけ?」っていう質問もあった。FAQの回答だと「全画面を録画できる、ブラウザ外の他のアプリも、デスクトップも、デザインツールも。Chromeは録画中に共有バーを表示するけど、それを消せないので、3秒待ってから折りたためる」って。
葵: だから、録画も手元で完結するという点では、Epiludeの会議録音と同じ路線だよね。
悠真: そうそう。視点を変えて、今度はモデル側の話。CognitionのSWE-2。
葵: これはコーディングモデルでね、Kimi K3をポストトレーニングして、強化学習で実際のドルコストを報酬に組み込んだ。
悠真: 従来、コーディングエージェントって賢くなるほど高くなる傾向があって、しかもトークンを無駄に燃やすこともある。SWE-1.7はユーザーから「簡単なタスクで過剰に探索しすぎる」って言われてた。
葵: SWE-2では、3つの推論努力レベル、medium、high、maxを、別々のモデルを組み合わせるんじゃなくて、1回のRLランで全部訓練する。コストと性能のParetoフロンティア全体を上に押し上げる発想。
悠真: 数字をいくつか見るとね。FrontierCode 1.1 Mainで50.0%、Fable 5.1に1ポイント以内で64%安い。GPT-6 Astraには数ポイント差で、4分の1の価格。Terminal-Bench 2.1では92.8%で、比較表のトップ。
葵: SWE-1.7との比較では、ターンが58%減、コストが81%減、しかもスコアは高い。最初のコード編集までのステップ数は、中央値で18、SWE-1.7は48だった。
悠真: ステップの内訳を見るとね、SWE-1.7は平均127ステップで、SWE-2 mediumは53、highは80、maxは98。つまりmediumはもっと早く動き出すってこと。
葵: 行動面での特徴も書いてあってね。テストカバレッジが改善して、エンドツーエンドで実装をチェックするテストを書けるようになって、回帰やエッジケースをより確実にキャッチすると。
悠真: リソースフルさもあって、明らかなパスが塞がれてるときに、別のルートを探す意欲がある。例では、必要なMCPインテグレーションが利用不可だったから、アクセス権のあったSlackチャンネル履歴からデータを再構築したって。
葵: でも、ユーザーの境界内でのリソースフルさってのが条件ね。それと検証の規律があって、指摘されたときに再主張するんじゃなくて再導出する。ユーザーの仮説を検証するのであって、ただ同意するだけじゃない、アーティファクトを実行して証拠を集める。結論を信頼できるモデルになってると。
悠真: これはDevin DesktopとCLIで今日から使えて、Devin WebとFusionにも展開中。コーディングエージェントを大量に動かしてて、タスクあたりコストが実際の経費項目になってる人には良いフィットっていう位置づけ。
葵: PerplexityのHybrid Computeの文脈でも、コスト効率って重要なテーマだったけど、モデル側の訓練でコスト効率を直接最適化するっていうのは、別のアプローチだよね。
悠真: で、次はWeb側で成果を測る話。AI検索での見られ方っていう。Visiby。
葵: これはね、ChatGPT、Perplexity、Gemini、Google AI OverviewsみたいなAI検索プラットフォームで、ブランドがどう見えてるかを測るもの。言及、推薦、引用を追跡して、競合がどこで勝ってるか、改善機会はどこかを見えるようにする。
悠真: サイトの訴え方としては「ChatGPTがちょうど競合を推薦した。推測するのをやめろ」って強烈だよね。
葵: 「バイヤーはもうググってない、ベンダー発見がAIアシスタントの中に移った」って主張で、1 in 3のB2Bバイヤーが今ベンダー調査をAIアシスタントの中で始めてるとか、62%のエンタープライズマーケターが既にAIエンジン向けに最適化してるとか、出典付きの数字を並べてる。
悠真: これらはFNAのバイヤーパネルとかState of AEO 2026っていう、自社調査から来てるみたいだけど、これは出典が自分自身である点は留意したいね。
葵: 機能面では、5エンジン、週5万超のプロンプトトラッキング、200以上のドメイン追跡。週次で走ってて、可視性スコア、シェアオブボイス、勝ったプロンプト数、改善ブリーフの数を見える化する。
悠真: 9つのモジュールで、概要、プロンプト、引用、エンティティ、レシピ、競合、監査、価格づけされたアクションプラン。プロンプトエクスプローラーでは、各プロンプトがどの競合を引用して、なぜか、どう取り戻すかのプレーまで降りられる。
葵: 例として表示されてたのはね、「agency-grade SEOのための最良のマーケティング分析ツール」では見えてない、「2026年のSemrushの代替」では見えてない、「AEOのパフォーマンスを追跡する方法」では2回引用、「AI SEO監査をするエージェンシー」では部分的、「エンタープライズ向けSEOプラットフォームのトップ」では見えてない、っていう各行の状態。
悠真: エンティティ側では、「信頼できる」「確立された」「エンタープライズ対応」みたいな形容詞の所有権をエンジン別に追跡して、それを動かすリフレームプレーを提示すると。
葵: あ、でもね、ここで大事な注意がある。コメントでね、「Starterの説明は毎日トラッキングって書いてあるのに、機能リストは週次リフレッシュって書いてある。このリスティングはGeminiに言及してるのに、価格ページは違うエンジンのラインナップを書いてる。Starterに含まれるのはどのエンジンでどのスケジュール?」っていう、鋭い検証の指摘があった。
悠真: それと「trakkrとどう違うの?それを今使ってる」っていう比較の質問もあって、これもソース内では答えが出てない。
葵: だからVisibyについては、主張と実態のギャップを確認する必要があるというのが正直なところ。
悠真: で、AI検索でどう見えるかの、ウェブサイト側からの対処がNeopress。
葵: こちらは、ウェブサイトの構築、CMS、SEO、アナリティクスを1つのワークスペースに統合して、全部AIチャットでやれるようにしたもの。
悠真: 公開するのはサーバーレンダリングでAIリーダブルなページ。検索エンジンとAIクローラーがアクセスできると。
葵: メイカーのJoonさんは、ページ作成と公開、SEO内蔵のAIリーダブルコンテンツ、Google AnalyticsやGoogle Tag Managerを学ばなくてもメトリクスについて質問できて、AIがウェブサイトで何を改善すべきか教えてくれる、ビルド、公開、測定、学習、改善、1つのワークスペースで1つの継続ループ、って説明してる。
悠真: デモはdemo.neopress.appから試せると。で、「ウェブサイト立ち上げ後、一番手間がかかるのはどの部分?」ってフィードバックを求めてた。
葵: これ、Visibyと対になる存在なんだよね。Visibyが「AIでどう見えてるか」を外側から測るツールなら、Neopressは「AIに見えるように作る」側のツール。つまり、AIの回答内に流入が移る中で、測定と改善が新しいマーケ領域になってるっていう、二方向から来てる。
悠真: で、最後は視点を変えて、デモの見られ方自体を観客に評価してもらうっていう、面白い形式。DemoTV。
葵: これは24時間体制のプロダクトデモのチャンネルでね。視聴者が2つのデモをヘッドトゥヘッドで比較して、「試してみたい方」に投票する。数千の投票からのElo式スコアで、チャンネル1から3の順位が決まる。
悠真: メイカーはね、同じ壁にぶつかってたって言ってる。すべてのプロダクトが slick なデモ動画を持ってるけど、そのモノが実際に良いかどうかは教えてくれない。ポリッシュはプロダクトのものじゃなくて、レビュアーのものじゃない、って。
葵: だからDemoTVはそれをひっくり返して、オーディエンスがランキングを決める。
悠真: 投稿は無料、YouTubeのリンクかMP4、カード不要。レビューされてから配信される。有料は、明確にラベル付けされたairtime、実際の視聴とクリック、だけど、それは決してランキングを買えない、っていう線がプロダクト全体の原則だとメイカーは言ってる。
葵: 今の数字としては、109本のライブデモ、542のオーディエンスバッキング、5万3700回の視聴、6453人の訪問者。これは「ライブデモが存在した後でのみ表示される」って断り書きがある。
悠真: airtimeは39ドル/30日で、ラベル付き配置。ランクは買えない。他の有料はDemo Studioっていう自動デモ制作、Launch Weekっていう7日間のステーションスポンサー。どれもランクは買えないって繰り返し書いてある。
葵: カテゴリーはAIエージェント、AIアプリビルダー、ビデオ生成、チャットアシスタント、コンピュータ使用、開発者ツール、デザイン&ノーコード、データ&アナリティクス、マーケティング&セールス、プロダクティビティ、インフラ&API、ゲーム、クリプト&Web3、クリプトウォレット、クリプトインフラ、ロボティクス&ハードウェア、フィンテック&決済、セキュリティ&プライバシー、教育、コンシューマー&ソーシャル、気候&エネルギー、その他。
悠真: あと、テスター募集もあってね、プロダクトを試してフィードバックを共有する人を募集してる。Founder向けには、無料ウィジェットで自分のウェブサイトにデモを埋め込める。「As seen on DemoTV」っていうレトロバッジもある。
葵: 今のトップ3がLovable、Clips、Shortcutって表示されてて、それぞれ「アイデアを人々が愛するソフトウェアに最速で変える」「Chrome拡張でバグとトランスクリプトを記録してエージェントに渡す」「スプレッドシートの仕事をワンショットでやるExcelエージェント」って紹介されてる。
悠真: コメントで「これらの会社に広告スポットを売れるかも。史上最高のコマーシャルをストリーミングするのも面白そう」っていう提案もあった。
葵: メイカーは最後に「チャンネルっていう形式は、ローンチにおけるリーダーボードのようには機能するか?何があなたを投稿させる?」って問いかけてる。
悠真: これが今日の締めとして良いよね。AIで作るもの、測るもの、そしてその見られ方を観客が評価する。全部つながってる。
葵: そうだね。個人の文脈をローカルに置いて、必要なときだけAIに渡す流れ、それを切実な記録や録画に応用する流れ、モデル側でコスト効率を最適化する流れ、そしてAI検索でどう見えてるかを測って改善する流れ、最後にデモという「見られ方」を観客がランク付けする。
悠真: 今日のブリーフィングはここまで。悠真でした。
葵: 葵でした。また明日。